ドル円は、昨年末121円の壁に跳ね返された後、半年経った今もその高値を超えられません。なぜ、121円で止まったのか?その理由について、ギャンのスクエアチャートというものを用いて考えてみたい思います。伝説の相場師W・D・ギャンのFX相場テクニックには、非常にユニークなものが多いです。それは、ギャンが聖書、数秘学、神話、占星術などの非常に多岐にわたる知識を持っていて、その知識を活かして実際のFX相場に臨み、応用していったことが影響しているそうです。さて、ギャンのスクエアチャートとは、惑星の動きなどの占星術から、FX相場の重要となる価格を予測したものです。そのスクエアチャートの書き方ですが、非常にシンプルです。まず、中心に1をおき、その左に2、さらに上に3と、右に4・・・・と、数字を時計回りに螺旋状に並べていきます。では、実際にチャートで確認しましょう。さて、この中で重要な数字があります。それが、赤と青に塗った数字です。お気づきと思いますが、赤は、1を中心に正方形の対角線にあたる数字です。青は、1を中心に正方形を十字に切った数字です。その数字をよ〜く、眺めてください。101、111、116、121など、最近の投資信託相場で、重要となった数字が浮かびませんか?昨年に、1$=101円を底に、相場は円安に転換し、夏には109−111円を2ヶ月近く以上ラリーしました。そして111円を突破し、歴史上、非常に大きな壁となる、115−116円の壁を突破して、相場に弾みがつき、12月の121円を高値まで到達しました。昔からの為替相場好きの方には、あっ!と思われるかもしれませんが、81、96など、95年の超円高になったとき、重要なサポートラインとなっていった数字が、ことごとく並んでいます。1$=360円の360は、1マスずれていますね。これで、なぜ121円が大きなレジスタンスとなっているかがよくわかりましたね。さらに、121は、1を基点にしたとき、5週目に位置しますが、122は6週目に位置します。これは私の推測ですが、この1週分が、121円をさらに大きなレジスタンスとなっているのはないかと考えています。では、121円を突破して、122円になったら?次の重要な数字は127となります。そして、127円を超えれば133円が見えてきます。現在は、111-116の間ですので、当面のターゲットは116円ということになりますね。本来このチャートは、時間の概念を取り入れ、価格を予測するものですので、スクエアチャートをうまく使えば、ある程度の日柄と価格の予測はつくと思います。ギャンスクエアやギャン理論について、詳しく知りたいかたは、ギャンの相場理論 を読んでみることをお勧めします。理論だけでなく、相場に挑む時のルールなど、得るものは多いと思います。